廃業寸前の老舗130年企業を再生 “赤の他人の女子”が起こした奇跡
廃業寸前だった創業130年の老舗かまぼこ店を、血縁関係がないにもかかわらず、24歳で承継し、見事に復活へと導いた林田茉優氏。 中学高校時代、ブラスバンド一筋だった少女は、どのようにして事業承継のストーリーに巻き込まれていったのか。
本講演では、元西日本新聞記者・水山真人氏がモデレーターとして、その決断の背景にある中小企業の現状や、事業承継のリアルを丁寧に聞き出します。 今回の承継のスキームや、技術継承の裏側など、現場で起きていた“本当の話”を掘り下げます。
24歳という若さで血縁関係のない創業100年を超える老舗かまぼこ会社の4代目社長を引き継ぐことになった林田茉優さん(28)。中学高校時代はブラスバンドに打ち込み、指導者まっしぐらだった。転機になったのは、世の中の多くの仕事を知りたいと進んだ大学で受けた企業研究の講座。
中小企業の後継者問題を調べる中、無添加製造の高い技術を持ちながら廃業寸前に追い込まれていた「吉開のかまぼこ」(福岡県みやま市)を知る。「本物を残したい」と衝動に突き動かされて支援を続けているうちに、自身が受け継ぐ展開に。4期目を終え、再建を軌道に乗せつつある林田さんに、その情熱と、事業承継のリアルを聞いた。