築100年ビルは“価値が育つ”。
ストック再生 × AIで創る、新しい不動産のかたち
1961年福岡市中央区清川生まれ。九州大学理学部卒業後、旭化成医薬で臨床研究を17年行う。
2000年老朽ビルによる経営危機の吉原住宅を継いで以来、2003年博多区「山王マンション」から賃貸リノベーション事業に取り組む。
そのビル再生過程で、ひとのつながりが生み出されることに着目し、経年優価「ビンテージビル」の概念を確立。賃貸住宅の課題を社会課題解決事業ととらえ、博多区上川端の築67年「リノベーションミュージアム冷泉荘」は文化発信・地域交流の拠点となり「福岡市都市景観賞」を受賞。
2024年「国登録有形文化財」に戦後RC民間集合住宅で国内初の登録。
2025年より文化庁「国立近現代建築資料館 建築文化フェロー」に就任。
主催する「九州DIYリノベWEEK」では、24都市の まちづくりリーダーと、300棟の老朽団地、廃墟ビル、廃病院、廃銀行、シャッター商店街、空き家等の再生をおこない、国土交通省「第2回 地域価値を共創する不動産業アワード大賞」を受賞。
私の経験を踏まえ、このように、社会のために大切に運営される不動産は、その管理・運営において多くの経験の蓄積とストーリーを生み出している。しかもこのような物件は、縮小社会における次世代の新たな基盤を生み出すことで経済価値まで高める可能性を秘めている。
今セミナーでは、ビルへの思いやストーリーをLLMとし、そこから生まれた人格を持ったビルAIに語らせる実験的取り組みを通じて、AIがビルの経営・管理に与える影響と、これからの建築・不動産業界への役割についてお話をさせて頂きます。
●2009年7月7日 書肆侃侃房 「エンジョイ、レトロビル!未来のビンテージビルを創る」
●2013年5月17日 書肆侃侃房 「新版 エンジョイ、レトロビル!未来のビンテージビルを創る」
●2014年11月21日 セルバ出版 共著:赤尾宣幸・小場三代・吉原勝己 「“DIY賃貸”セルフリフォーム&リノベ でファン ファン ファン」
●2025年6月30日 梓書院 「次世代不動産経営のための『共感不動産』のすべて」